JR福間駅の駅舎内にある「エンゼルスポット」は0歳から18歳までのこどもためのスペースです。午後は多くの中高生が学習室として利用したり小学生の遊び場になっていますが、午前中は就学前のこどもたちと、ママパパが一緒に遊ぶ子育てサロンとして利用されています。
今回はこの「エンゼルスポット」を利用させてもらい、就学前のこどもを持つママパパを対象に「こどもの城」の活用の仕方をイメージする「ママ・パパワークショップ」を行いました。
ワークショップに参加していただいたのは、11名のお母さん。こども達も15名来てくれましたが、ワークショップ中は、保育士さんとエンゼルスポットにある沢山の絵本や積み木に夢中で、こども達が遊んでいるうちにお母さん方とワークショップを行いました。
来年度、新しくできるこどもの城は、小中高校生だけでなく、就学前のこどもやお母さんお父さんにも、どんどん活用してもらいたい施設です。中でも2つある子育てサロンやピロティー、中庭、キッチンのあるロビーなどは、ママパパの交流や小さなこども達の活動の場です。
それらのスペースを上手に活用するために、また設計や家具備品の整備の参考にするために、今回はママパパの意見を伺うことになりました。
最初に、福岡市をフィールドに子育て支援やこどもに関する様々なイベントを行われている「NPO子ども文化コミュニティ」の代表である髙宮由美子さんに、今までの活動や参考事例などを通して、「こどもの城」の活用のヒントをいただきました。
それらのスペースを上手に活用するために、また設計や家具備品の整備の参考にするために、今回はママパパの意見を伺うことになりました。
最初に、福岡市をフィールドに子育て支援やこどもに関する様々なイベントを行われている「NPO子ども文化コミュニティ」の代表である髙宮由美子さんに、今までの活動や参考事例などを通して、「こどもの城」の活用のヒントをいただきました。
その後、意見交換を行い、様々な遊びや活動イメージを自由に広げてもらいました。ゴロゴロできるスペースやお母さん方のカフェスペース、伝統的な遊びを教えてもらえるスペースなど様々なアイデアがでました。
最後には、それらのアイデアを絵として表現する作業を行いました。各部屋の模型写真の上に、実際に活用しているイメージ写真やこどもたちの遊んでいる写真、切り絵や貼り絵などを行い、6つのスペースを活用している絵を合成写真のような形で表現してもらいました。
子育てサロン1は畳のスペースを遊びに使ったり休憩に使ったり、カーテンを使って切り替えができる工夫をする事や、建物に入ってすぐの子育てサロン2では、小さなおもちゃを出さずに、のぞき穴やこどもしか入れない小さなスペースなど、空間全体で遊べる空間としたいという意見がありました。また、中庭にはこどもと一緒に成長して将来ツリーハウスができるような木がほしいなどの意見もありました。
これらのたくさんのアイデアが詰まった、6ページの意見は、お母さん方がつくられた絵を元に、一冊の絵本としてまとめます。
絵本が出来上がったら、またこのブログでご報告したいと思います。
本日は、参加いただいたお母さん方、スタッフの皆様、お疲れ様でした。たくさんのアイデアをいただきましたので、今後の整備に生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。